新興航空会社の１社スカイマークの業績が好調です。

2009年4～9月期の最終損益が19億円の黒字へ。
（前年同期は、20億円の赤字）

黒字化の要因は、格安航空会社が導入する「世界標準機」への機材統一で採算が改善したことによるといいます。

航空機材を統一することで、すべてのパイロットへの訓練が１基で済むようになり、搭乗率が高まる飛行機を活用することで収益向上が見込めるということです。

また、機材統一により整備費の削減が実現し、機材の小型化による燃費の改善により、「平均68％の搭乗率で利益が出る」企業体質になったそうです。

4～9月期のJALと全日本空輸（ANA）の国内線搭乗率は約60％どまりであるものの、スカイマークは前年並みの76％を維持し、上場航空会社３社の中で唯一営業黒字を確保したとのことです。

大手２社が不採算路線の縮小・廃止に動く中でスカイマークは１２月末に神戸～那覇線を就航するなど路線拡大に積極的です。

富士静岡空港を拠点とするフジドリームエアライン（FDA）とともに、世界各地で台頭する新興航空会社として、航空業界を盛り上げていっていただきたいものですね♪